【ホテル＆レストラン】オン・ザ・ビーチ　ルー

クバの御嶽とは山全体が御嶽(うたき)となっており、琉球(沖縄)の神話で

「アマミキヨ」が作ったとされる

【琉球開闢七御嶽】のひとつとされてる由緒正しい御嶽です。

地元出身の自分は今帰仁城へは麓から学校のランニングで

年柄年中登ったりしてよく行ってましたが、
（結構な坂道でとてもキツカッタ事を今でも良く覚えてます）

クバの御嶽は名を時折耳にする程度で、どのような所か一度も行った事が

無く、恥ずかしながら「地元だとかえって見に行かない」

パターンに陥ってました。

今回は軽い気持ちで手にデジカメを持ち、半袖、半ズボン、島草履履きと

言う超軽装で行きました。最初は少々キツイ程度の上り道でしたが、開けた

場所から先は山道ではなく【崖】になっており、

頂上迄はロープ１本のみで足場もしっかりしておらず、軽い気持ちで登る所

では無い事に気付きました。折角なので気合を入れて上りましたが（笑）



傾斜角度がキツク(７０度はありそうです)、途中何度もデジカメを落としそうに

なったり、草履の紐が外れるのを直したりと悪戦苦闘しながら頂上まで

辿り付くと苦労した分、眺めは最高で辺りを見渡せる事が出来、

疲れも吹っ飛びました。



暫く、身体を休めながらまどろんでると、崖下から人の気配が･･･！！

自分以外全く人気が無い所なので、そろそろそろりと頂上から見てみると、

若い女性の方が1人で登ってくるので２度ビックリしました！！

直ぐ、声をかけるとビックリして崖から落ちてしまう危険性も

有るので頂上へ登られてから声をおかけしました。
(さすがに先方もビックリされてました)

少しお話をしてみると、今回で3回目の登山との事でした。一人で景色を眺め

ながら考え事をしたりぼーっとするにも打って付けの場所ですのでその為に

登られたかも知れませんね(想像ですが)。

知らない男性と人気の無い所で二人っきりと言うのも気まずいので

女性の方へ挨拶をお入れして先に下山する事にしましたが、

帰りは登りより体力を使わない代わりに足元に十分気を付ける必要が有り。



少々手間取りました。開けた場所迄下りてやっと一安心しましたよ。

気軽に来れる所では無いですが、また、登って見たい所ですね。

フロント　与儀